昨日、トライネーションズ(ザ・ラグビーチャンピオンシップ)2020の第3節が行われました。
対戦カードは、ニュージーランド対アルゼンチン。
第1節はニュージーランドとオーストラリアが対戦し、43−5でニュージーランドが勝利し、今年もオールブラックスが優勝の大本命か、と思いました。
しかし第2節。対戦カードは第1節と同じ、ニュージーランド対オーストラリア。
両チームともレッドカード1枚とイエローカード1枚をもらう荒れた試合。
結果は22−24でオーストラリアが勝ちました。
第3節はニュージーランドもメンバーを『現時点でのベストメンバー』を揃えて、ニュージーランドの勝利は間違いなし、との思いで試合を観ました。
試合は、アルゼンチンのディフェンスが素晴らしく、大抵の場面でファーストタックルで相手を倒し、ジャッカルを成功させてボールを奪取する、という展開。
決定的な場面でのミスが目立つオールブラックスに対して、全てのプレーでミスが少なかったアルゼンチン。
去年のW杯でのニュージランド対イングランドを思い出させるような試合展開になっていきました。
新型コロナの影響で、試合勘やフィットネスが心配されたアルゼンチンですが、試合終了までフィットネスが落ちることはありませんでした。
為す術なくオールブラックスは負けてしまいました。
25−15という試合結果。
この結果以上に惨敗感は拭えません。
非常に調子がよく、やること全てがうまくいったアルゼンチンに対して、調子の悪かったオールブラックス。非常にミスが多く反則が多かった。
しかし、昨日の試合はオールブラックスが調子悪かった、というよりアルゼンチンが強かった、という感じ。アルゼンチンのディフェンスが良かったからこそ、オールブラックスにミスが多発したし、反則が量産された。
オールブラックスのどこそこが悪かった、とかと言うのではなく、アルゼンチンの組織的な前に出るディフェンスと、性格なプレースキックがオールブラックスを圧倒した感じだ。
オールブラックスが国際試合に連敗したのは実に9年ぶりのことだそう。
アルゼンチンは対ニュージランド戦、30戦目にして初勝利。
アルゼンチン・ロスプーマス、おめでとう。
本当に強かった。
さぁ次はジャパンの番だ。
期待してるよ。