ラグビーを愛する御屋形のブログ

ラグビーが好きでたまらないおっさんのブログ

ラグビーのルールの変遷 〜30年前と今〜

私がラグビーを観はじめて34年になります。

ラグビー歴はありません。高校の体育の授業で経験したくらいです。

高校入学当時は野球少年で、野球部に所属し、グラウンドを野球部とラグビー部が共用している、という環境でしてラグビーはどんなスポーツなのかも知らない状況でした。

 

それが高校を卒業する頃にはすっかりラグビーにはまりました。

その頃から現在(2020年3月)まででラグビーのルールがどのように変わってきたのかを見ていきたいと思います。

 

 

トライでの点数が変わった。

私がラグビーを観だした頃はトライの点数は4点でした。

現在は5点です。

私の記憶では、トライを取るのはかなり難しいのに4点、ペナルティゴールは3点。

この難易度に差をつけるためトライの点数を引き上げた、という事だったと思います。

(うろ覚えですが)

 

ラインアウトでのリフティングが認められた。

以前はリフティングはペナルティでした。

ですので、ラインアウトはマイボールでも獲得率はあまり高くなかったように記憶しています。そして、ラインアウトはカオスなプレーでした。

今ではラインアウトは美しいプレーになりました。リフティングは見ていても美しいですね。

 

タッチキックからのクイックスローインが認められた。

以前はタッチを切ったところから、ラインアウトで開始でしたが、条件が整えばラインアウトではなくクイックで投げ入れてもいいことになりました。これによってボールが動く、見ていて楽しいラグビーが見れるようになりました。

 

ダイレクトタッチの条件が変わった。

以前は自陣22mより敵陣から味方が22mラインより自陣側に持ち込んだボールでも蹴りだせばタッチキックが認められました。

今はそれをするとテイクインバックということでダイレクトタッチという事になります。

22m付近での攻防の際、レフェリーが

インサイド」とか「テイクインバックorアウトサイド」とかと行ってますが、それは

インサイド』:タッチキックがダイレクトタッチになりませんよ

『テイクインバックorアウトサイド』:タッチキックを蹴ったらダイレクトタッチになるよ

ということです。

 

ペナルティキックをタッチに蹴り出した際扱いが変わった。

以前はペナルティを得た際、タッチキックを蹴り出したら相手ボールでのラインアウトからの再開でした。

今はマイボールでの再開ですね。

 

モールやラックでボールを出す時間が制限された。

以前は特に時間は決められておらず、モールやラックからボールを出せる状態なのになかなかボールを出さない、という事がありました。

今はあまりボールを出さないと、レフェリーから『ユーズイット』と声がかかるようになりました。

 

おわりに

この30年でルールが大きく変わっていきました。

その分、ボールが大きく動くスピーディーなラグビーが見られるようになりました。

以前は北半球はトライよりもペナルティでの得点に重点をおいた戦術が主流だったように思います。なので、見ていてもあまり面白くない感じでした。

しかし今では南半球の監督やヘッドコーチを招聘して、ボールが動くラグビーに変わってきています。

観ていて楽しくなるようなルール変更をこれからも期待したいものです。