3月27日(土)、花園ラグビー場にてトップリーグ2021 第五節、ヤマハ発動機ジュビロ戦が行われました。
試合結果はこちら。
試合は終始神戸製鋼コベルコスティーラーズのペース。
もう少し接戦になるかな、と思っていましたが一方的でした。
その最大の要因が、やはりスクラムだと思います。
そのスクラムを、試合開始から終盤まで神戸製鋼が優勢に組んでいました。
そうなると、攻撃力では神戸製鋼コベルコスティーラーズの方が数枚上手ですので、その通りの試合結果になりました。
試合に関して、ちょっとTMOが多すぎるな、と。
リズムが狂うし、体力の回復がはかれるので、フィットネス勝負に持ち込みたいヤマハとしてはそれもマイナス要因だったかもしれません。
神戸製鋼コベルコスティーラーズもヤマハ発動機ジュビロも怪我人が多く、なかなかベストメンバーが組めない状況ですが、選手層の厚さの分だけ差がつきました。
しかし、ヤマハ発動機ジュビロは大型補強をせず(出来ず)に、これだけの選手を育てるのは素晴らしいチームだと、毎年思います。
今シーズンは調子がイマイチのようですが、トーナメントではもっとチーム力が上がっていると思うので、侮れないチームです。
TMOマッチオフィシャルについて。
もう少しレベルを上げないと、TMOの意味が無くなります。
前節の、ラファエレ選手のトライセーブされたシーンでも、映像を見た人の多くは『あぁ、トライじゃないな』と思ったと思います。
それがTMOマッチオフィシャルは「トライを与えない理由は見当たらない」と、トライを認める判定をしました。
その時は、レフェリーが「ノートライに見えますが・・・・」と判定にギクシャクした場面がありました。
今節も、ヤマハ発動機ジュビロの選手がトライをしたかのように見える場面で、神戸製鋼コベルコスティーラーズの山中選手が抗議。
もちろん抗議をしたところで、判定は覆りませんが、映像チェックをすると微妙な判定だ、という事になりTMOへ。
映像を見る限り、ヤマハの選手のグランディングは出来ておらず、山中選手がグランディングしたように見えましたが、結局トライになりました。
TMOマッチオフィシャルのスキルアップと権限強化をお願いしたいです。