2023年1月21日(土)に江戸川区陸上競技場にてクボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦が行われました。
試合結果はこちら。
得点は21対25と接戦でした。
ビジターゲームでしたので、おとなしくJsportsで観戦。
試合開始からクボタスピアーズ船橋・東京ベイの猛攻があり、風上だったコベルコ神戸スティーラーズでしたが、20分間は防戦一方。
体が大きくて当たりの強い選手の多いクボタスピアーズ船橋・東京ベイが、接点で優位に立ち、ボールを持てばタックルエリアからさらに前進するほど、勢いがありました。
ディフェンスに難のあるコベルコ神戸スティーラーズでしたが、今節は違いました。
数的優位を作られるも、粘りのディフェンスで相手に得点を許さない。
セットプレーも、最初の方は押されましたが、それ以降はしっかりとスクラムも組めたし、ラインアウトもミスが少なかった。
ただ、勝負どころのラインアウトやスクラムでミスが出てしまい、得点機を逸する場面もあったので、そのへんは修正が必要です。
前半は風上でしたが、リードして終えることが出来ず、7対10とリードされての折り返しでした。
後半もクボタスピアーズ船橋・東京ベイの勢いは衰えず、多彩な攻撃でコベルコ神戸スティーラーズ陣内で試合を進め、優位に立ちます。
しかし我がコベルコ神戸スティーラーズも、少ないチャンスをきっちりと物にし、得点で食らいつく。
後半の20分を過ぎてからはコベルコ神戸スティーラーズらしい攻撃が機能し、非常にいいテンポで攻撃を仕掛け、足が止まりだしていたクボタスピアーズ船橋・東京ベイのディフェンスを突破する場面もあり、逆転できるかも、と期待しましたが、フォワードパスやスクラムでの反則でチャンスを掴めませんでした。
これまでディフェンスに不安があったコベルコ神戸スティーラーズでしたが、今節は非常に我慢できていたし、大きな相手に対してしっかりとディフェンスできていました。
特にJD・シカリング選手はモールディフェンスやタックルで光っていました。
またリチャード・バックマン選手は安定したプレーで、安心して見れました。
この試合でコベルコ神戸スティーラーズの選手は自信をつけたんじゃないでしょうか。
セットプレーの安定、簡単なミス(ノックオンやフォワードパス)を少なくすれば、もともと才能のある選手の集まりですから、良い試合ができる。
それを証明してくれた試合だったと思います。
思わず1月28日のトヨタヴェルブリッツ戦のチケットを購入しました。
かなり優勝戦線からは遠ざかりましたが、今節のような試合をコンスタントにできれば、まだまだチャンスはあると思っています。
今後に乞うご期待!!