5月1日（日）に神戸総合運動公園ユニバー記念競技場にて、横浜キャノンイーグルス戦が行われました。
試合結果はこちら。
好調な横浜キャノンイーグルスに対して、怪我人続出でやりくりが大変なコベルコ神戸スティーラーズがどれだけ食い下がるか、という図式だと思いながらテレビを見ていました。
メンバー発表後にアーロン・クルーデン選手が急遽メンバーから外れてしまい、試合前からあまりポジティブな情報がありませんでした。
しかし、試合が始まるとコベルコ神戸スティーラーズの動きが非常に良かった。
前半は横浜キャノンイーグルスの良いところを出させず、コベルコ神戸スティーラーズのペースで試合が進みます。途中でトライと思われたプレーを2度もTMOでノートライと判定され、押してはいるが点数が入らないという嫌な流れになり、前半終了間際（ホーンが鳴ってからのプレー）には、山中選手が手でボールをタッチラインへ投げ出す、という信じられないプレーがあり、大ピンチを招きました。
ゴール前のモールは横浜キャノンイーグルスの得意とするプレーで、せっかく良い試合運びだったのに、いらん反則で逆転されるのか、と覚悟をしましたが、アタアタ選手の好プレーでモールを止めて前半を終了しました。
おそらく山中選手のプレーは、ボールの跳ね方が微妙にズレて、体がついていかず、思わず手で出してしまった、という事だと思うのですが、それでも誰もが『アカン！！』と思うようなプレーでした。
後半は一時逆転されましたが、コベルコ神戸スティーラーズの勢いは止まらず、じりじりと点差を広げ、後半での失点が多いコベルコ神戸スティーラーズですが、そんな状況になったとしても安全な点差で後半の終盤を迎えられたのは良かった。
どうしても後半の終盤は守勢に回ってしまうのは、今後改善していかなくてはなりません。
でも、これだけベストメンバーが組めない状況で、これだけの試合ができるのだから、やっぱりコベルコ神戸スティーラーズは強い。
前半と後半での力の差が埋まっていけば、更に強くなると思います。
さぁ、初の連勝の下地はできました。
新リーグ初年度の最終戦、初の連勝といこうではないですか。
