昨日、ノエビアスタジアム神戸にて、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦が行われました。
前節では精彩を欠いた試合で、1週間の準備期間でどれだけ立て直せたのか、強敵を相手にどれだけ戦えるのか、と心配の多い試合でしたが、『JAPAN RUGBY LEAGUE ONE』初勝利をおさめました。
いやぁ、長かった。2連敗は仕方ないにしても、試合内容が最悪だったので、心配していたんです。
とりあえず試合結果はこちらをどうぞ。
終始先手を取って、試合の主導権を握っていました。
先制してからはディフェンシブな内容になってしまいましたが、今節は選手全員の気合が違いました。
もちろん、1週間でパフォーマンスが最高まで上がったわけではありません。
気持ちが全面に出ていて、見ていて気持ちが良かった。
攻撃もパス一辺倒ではなく、時にキックを使い、時にモールを組んで、多彩な攻撃を見せてくれました。(まだまだ精度は悪いけど、そういう攻撃を見せることが大事)
願わくは、接点での2人目の寄りがもう少し早ければ、リズムが出るように思います。
ディフェンスでは、まだまだ課題がありますね。
何度もゴール前まで攻め込まれて、クボタスピアーズ船橋・東京ベイのペナルティーで救われました。
一番のビッグプレーは、クボタスピアーズ船橋・東京ベイがトライを決めたあとのコンバージョンキック。バーナード・フォーリー選手がキックを蹴ろうと動作を起こした瞬間、アーロン・クルーデン選手と井関選手が、猛然と走り出し、チャージを成功させたプレー。
あそこでこのチャージが決まらなければ、勝敗は分からなかった。
実際、終了間際まで攻め込まれ、コベルコ神戸スティーラーズ自陣でペナルティーを犯してしまいました。あのキックチャージがなければ、タッチキック&ラインアウトモールでピンチを迎えたことでしょう。
キックチャージをしたおかげで点差が8点になっていたので、クボタスピアーズ船橋・東京ベイは『勝ち点1』を取るためにペナルティーキックを選択しました。
ようやく『JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022』の初勝利を得ました。
これでようやく落ち着いてくれるんじゃないかな、と期待しています。
次節は最大の強敵埼玉パナソニックワイルドナイツ戦です。
勝敗は別にして、いいゲームをお願いします。